催涙スプレー(ベアスプレー・防護スプレー)とは
クマの目・鼻・喉に強い刺激成分を噴射して一時的に行動不能にし、逃走の時間を作る「最後の切り札」です。日本で一般的に流通するのはキャプサイシン系(OC)の動物忌避スプレー(ベアスプレー)です。
仕組み
トウガラシ抽出成分(OC)をミスト状に噴射し、粘膜を刺激。人間用の防犯スプレー(催涙ガス/CS)とは成分も用途も異なります。
製品スペックの目安
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 容量 | 約150〜300ml(携帯用は200ml前後) |
| 有効射程 | 約3〜8m |
| 噴射方式 | ストリーム(直線)/コーン(扇形)/フォグ(霧) |
| 有効期限 | 製造から約2〜4年 |
選び方
- 射程(5m以上推奨)・噴射方式(屋外はストリームが風に強い)。
- 手袋着用でも操作可能か・安全ストッパーの有無。
- 製造番号・期限の確認。
正しい使い方
- すぐ取り出せる場所(ショルダーホルスター等)に。
- 風上・クマとの間に噴射。
- クマの顔面めがけて短く数回。
- 噴射しながら背を向けず退避。
法的・安全上の注意(日本)
- 「動物忌避剤」として販売されることが一般的ですが、国立公園・国有林等で持ち込み・使用が制限される場合があります。現地ルールを確認。
- 人間用の防犯スプレー(催涙スプレー等)は銃刀法などで規制される場合があり、クマ用とは扱いが異なります。
- 風下への噴射は自分に回り込む危険。空噴射で練習を。
- 期限切れ・高圧ガス容器の取扱注意(火気厳禁)。

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