ツキノワグマ(Asian black bear)
ツキノワグマはアジアに広く分布するクマで、学名は Ursus thibetanus です。日本にはニホンツキノワグマ(U. t. japonicus)という亜種が本州を中心に生息し、胸の三日月斑紋が特徴です。
基本データ
| 項目 | データ |
|---|---|
| 学名 | Ursus thibetanus |
| 生息地 | アジア東部(日本・朝鮮半島・中国・東南アジアの山地) |
| 体長 | 1.0〜1.4m(日本亜種はやや小型) |
| 体重 | オス 60〜200kg / メス 40〜125kg |
| 食性 | 植物質中心の雑食(果実・芽・昆虫・小動物) |
| 冬眠 | 寒冷地で冬眠(暖地ではしない個体も) |
| 寿命 | 野生 15〜25年 / 飼育 30年以上 |
生息地
日本(本州・四国)のほか、朝鮮半島、中国東部、台湾、東南アジアの山岳森林帯に分布。樹上生活に適した鉤爪を持ちます。
大きさと特徴
全身黒く、胸に白い三日月(新月)斑紋。ヒグマより小柄で、木登りが得意。樹皮を剥ぐ「クマノミ」習性があります。
習性と生態
- 植物質中心だが昆虫(ハチミツ等)や小動物も食べる。
- どんぐり等を運んで食べ、森林の種子散布に重要な役割。
- 人を避ける傾向が強いが、近年は里山への出没増。
- 冬眠中に子グマを産む。
人との関係
日本では農作物被害や人身被害の防止対策(電気柵・追い払い)が進められつつ、環境省レッドリストで地域個体群が絶滅危惧に指定されるなど保護も課題です。

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