洞穴熊(Cave bear)
洞穴熊は更新世にユーラシアに生息したすでに絶滅したクマで、学名は Ursus spelaeus です。日本の洞穴(立谷沢等)からも化石が見つかっています。
基本データ(化石種)
| 項目 | データ |
|---|---|
| 学名 | Ursus spelaeus |
| 生息時代 | 更新世後期(約30万〜2.5万年前) |
| 生息地 | ユーラシア一帯 + 日本(本州・北海道の洞穴) |
| 体格 | 現生ヒグマより大型、頭蓋が大きく丸い |
| 食性 | 草食傾向の強い雑食(植物中心とされる) |
| 現状 | 絶滅(約2.5万年前ごろ) |
生息地
ユーラシアの洞穴地帯。日本でも山形・長野・岩手などの洞穴堆積物から化石が発見されています。
大きさと特徴
現生ヒグマより大型とされ、頭が大きく丸いのが特徴。草を食べるための強い歯を持ちます。
習性と生態
- 植物中心の食性(同位体分析等から)。
- 洞穴で冬眠・死亡し、化石として堆積。
- 現生のヒグマ・ツキノワグマの祖先ではない別系統。
なぜ絶滅したか
最終氷期の気候変動による植生変化、人類(ネアンデルタール人等)との洞窟競合、狩猟圧などが指摘されています。原因は複合的で決定的な単一原因は特定されていません。

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