ヒマラヤツキノワグマ

ヒマラヤツキノワグマ(Himalayan brown bear / Himalayan black bear)

ヒマラヤ周辺に生息するクマで、呼び方によってヒマラヤヒグマUrsus arctos isabellinus、ヒグマの亜種)とヒマラヤクロクマ(ツキノワグマの亜種 Ursus thibetanus laniger)の2種がいます。ここでは両方を代表的な高山クマとして紹介します。

基本データ(ヒマラヤヒグマ)

項目 データ
学名 Ursus arctos isabellinus(ヒマラヤヒグマ)
生息地 ヒマラヤ山脈中〜高標高(標高3000m以上)
体長 1.4〜2.2m
体重 70〜200kg程度
食性 雑食(草・根・果実・昆虫・小動物)
冬眠 厳冬期は高所から低地へ移動・一部冬眠
寿命 野生 20〜25年程度

生息地

ヒマラヤ山脈沿い(パキスタン・インド・ネパール・ブータン・中国チベット)の高山帯。夏は高地、冬は低地へ移動する垂直移動を行います。

大きさと特徴

ヒグマのなかでも小型で、毛色が淡い(砂色がかった)個体が多い。高山環境に特化した形態です。

習性と生態

  • 高山の植生を食べ、堅果類も好む。
  • 人里(高地の村落・農地)への出没で人獣共通感染症や被害の課題も。
  • 生息域が限られ、個体数は少ない。

人との関係

生息地が標高の高い村・登山ルートと重なり、遭遇事例がある。保護状況は地域により様々です。

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